2014年9月16日火曜日

H26.9.20~9.28 サウンドインスタレーション「と、彼は言った」 (愛知県立芸術大学サテライトギャラリー)



視覚表現と同様に、音を空間に展示する事によって「リアルタイムに創造されていく表現」の新しい可能性を追求する。

古い家具が点在する、どこか暖かくて、懐かしくて、それでいてほんの少し違和感のある、部屋の様な場所。展示空間が舞台となる、見えない彼の物語。3人の作家がそれぞれに創りだす時空間が、一つの物語を浮き上がらせる。スピーカーから流れる音響と電圧操作によって、物語はリアルタイムに生成される。






展示名:サウンドインスタレーション「と、彼は言った」  
  

会期:2014年920日(土)~928日(日)




開館時間:11:001830(最終日は1600まで)



 

休館日:月曜日








野呂 有我 

愛知県立芸術大学大学院作曲領域を2014年に修了。時間経過を伴った表現に興味があり、音楽を中心に様々な手法を試みている。最近の活動に、 OASIS21の照明とダンスと音楽表現による「dbcd013」音と照明と映像を伴う舞台作品「3=1+1+1≠2+1」音と照明を伴う展示作品 「揺れ動くもの」などがある。その他、映画や舞台、メディア作品への音楽提供多数。  

中川 丘
愛知県立芸術大学大学院音楽研究科前期博士課程音楽専攻作曲領域2年在籍。音楽にテクノロジーや、空間要素、何らかのオブジェクトが相互干渉する ことによって生じる変容に興味を持ち、様々な媒体を用いて作曲を行う。CCM2014入賞。これまで、瀬戸内国際芸術祭2013サクソフォーン・アイ ランド伊吹島でのディレクション、愛知県立芸術大学芸術資料館「ON-色は匂へと colors of note」のサウンドデザイン、オペラ「窓」での音響作曲などを行う。


関 光穂
同志社女子大学音楽療法コース卒業。在籍中に電子音楽の作曲を学び始める。フランスにて行われたfestivalFUTURA2012のアクースモニウ ム・ワークショップに参加。現在、愛知県立芸術大学大学院にて作曲を学ぶ。最近は電子音楽の作曲やインスタレーション作品の制作、マイムと電子音楽の ための作品の制作などを行っている「。CCMC2014」にて『たけのはな』(電子音響音楽作品)入選。「ART-SETOUCHI2014春」にて 『ひかりだま』(インスタレーション作品)を展示。他過去作品→http://soundcloud.com/mth1182/